民族紛争を生きる人びと:現代アフリカの国家とマイノリティ

民族紛争を生きる人びと:現代アフリカの国家とマイノリティ民族紛争を生きる人びと:現代アフリカの国家とマイノリティアフリカ

栗本英世著 世界思想社

著者は、1976年、文化人類学を学ぶ大学院生としてスーダン南部での調査を開 始しました。その後2年間、パリの人々の村に住み込み村の同世代集団の一員 として暮らしているうちに、著者が調査を開始した頃は成立していた南北和平 が崩れ、スーダン南部は再度、内戦の舞台となりました。著者は調査地を離れ るましたが、パリの同世代集団の仲間たちとはおりおり連絡をとっていまし た。彼らは、積極的に銃を取ってパリの村を離れ内戦に参加していったそうで す。彼らの銃を取るという選択は何に基づいているのか、何を目指したものな のか、を問いかけてきた記録がこの本です。連絡を取り合った友人たちの死に あたって著者がしたためた弔辞をも収録した「異色の研究書」です。

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