アフリカ地域研究と農村開発

掛谷誠・伊谷樹一(編著)
京都大学学術出版会
520ページ

タンザニアとザンビアの農村に調査研究や開発で関わった、主に研究者たちの成果がまとめられた本。調査者、あるいは開発の専門家として入った農村各地の社会やそこに暮らす人々に起こっている変化を、その背景と共に説明されています。JICAの技術協力プロジェクトとして農村開発に関わった経験についての部分では、特に「実践感覚」は「こころざし」「心の志向性」であるという点は大いに共感。本の性格上、すぐにはピンとこない用語が多く使われており、決して読みやすくはありませんが、地域研究者の持つ視点と考え方には、アフリカに関心を持ち、より深く知ろうとする人たちや、農村開発に関わる開発ワーカーには、有用なものが多いでしょう。

 

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