ビビのアフリカ旅行

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たがわ いちろう (著), 中村 みつを (イラスト)
ポプラ社

野良猫ビビ、そしてブルーベリー農園を営む「おじさん」の心の交流と別れを描いた絵本『ビビ』の刊行から6年。第2弾である本書では、野良猫ビビが日本を飛び出し、アフリカを訪ねます。学校や市場など人びとの日常生活から、診療所や市場の様子、過酷な労働をせざるを得ない子どもたちの貧困の問題などが、ビビの率直な驚き、悲しみと共に語られる絵本。現地ではサラム(平和)という名の猫と出会い、案内されながら、お互いの文化、生活を語り合います。
(Amazonの紹介文から)

エチオピア ナティはたよれるお兄ちゃん (世界のともだち)

エチオピア ナティはたよれるお兄ちゃん 写真・文 東海林美紀
偕成社(2015)

立派なお城が残るエチオピアの古都ゴンダール。そこに住むナティ少年を中心に、家族、食べ物、教会、お祭りなどが鮮やかに紹介する児童書。著者と少年や家族との親しい関係が伝わってくるあたたかい写真がたくさん、エチオピアの魅力が伝わってきます。子供たちのエチオピアの入門書、アフリカの入門書にぴったりですね。

同じ出版社からは、いろいろな国を紹介する本がシリーズで出ています。

SAPEURS (サプール) the Gentlemen of Bacongo

sapeursアフリカのコンゴ(コンゴ共和国)には、衣服に世界一お金をかける男たちがいる(女性もいるようですが)。ポール・スチュアートもインスピレーションを書きたてられたこのオシャレ男たちの本、日本語版がついに出ました(原書は2009年に出版されています)。オシャレにたいする気合の入れ方とお金の使い方がが半端ではありません。サプールたちのオシャレは確固たる美学に基づき、それは彼らの生きる哲学でもあります。平和を愛するオシャレ男たちの姿をぜひこの本で楽しんでください。そしてコンゴ共和国のことに関心を持ってもらえればうれしいです。

森は消えてしまうのか?エチオピア最後の原生林保全に挑んだ人々の記録

Ethiopiaforest エスノグラフィーとは観察の記録のことですが、この本はエチオピアで2003年から2012年まで行われたJICAの「参加型森林管理プロジェクト」を観察して記録した、プロジェクト・エスノグラフィーです。日本人専門家やエチオピア人カウンターパート、JICAの本部と現地事務所の担当者などが経験した、夢、困難、議論、喜びなどがストーリー仕立てで、詳しく解説されています。一般的な開発関係の専門書と違い、比較的平易な表現で書かれていることと、プロジェクトの内部に焦点が当てられていることが特徴です。

コーヒー発祥の地であるエチオピア南部には、今でも野生のコーヒーノキの群生を擁す原生林が広がっています。資源としてのそれら森と野生のコーヒーノキの重要性はもちろんですが、同時にそこに住む人々のことも忘れてはなりません。森林保全と人々の生活の安定の両方を目指したプロジェクトは、それだけでも最初からハードルの高いことが分かります。プロジェクトのカバーした分野は、生態系、林業、普及、住民組織、市場ブランド化まで広く、やり取りをした相手は農民から日本の輸入業まで多肢にわたります。

アフリカでの開発に関心のある学生から一般の方まで、広く読まれて良い本でしょう。

新生アフリカの内発的発展:住民自立と支援

sinseiafrica編者:大林稔(龍谷大学)、西川潤(早稲田大学)、阪本公美子(宇都宮大学)
昭和堂
349ページ

アフリカに住む人々自らが、自らの力で地域の問題に対処して地域発展を目指す「内発的発展」と外部からの支援について、アルジェリア、エチオピア、ニジェール、ザンビア、タンザニア、モザンビークなどの事例を使って解説されています。自立的発展と支援介入が、援助する側とされる側の間にある差や、アフリカの国々それぞれの中にある政府と住民の間にある差など、特にグル―バリぜーションが進んで変化のスピードが大きくなっているアフリカ諸国の開発・発展を考える際に参考になることがたくさん含まれています。

ブルキナファソの歴史家キ=ゼルボがあげたスローガン「我々は開発するのではない、自分から発展するのだ」を支援できる援助やNGOの活動とはどんなことなのか考えてみましょう。

海を渡った故郷の味-Flavours without Borders-

FlavoursWithoutBorders難民支援協会
104ページ

日本に住む難民の人たちが、それぞれの故郷の料理を紹介する本です。
世界には豊かな文化があること、難民の人たちが料理を通じて故郷に思いをはせていることが分かる本。
とてもステキな本に仕上がっています。

日本には1万人以上の難民がいるのですよ。

金融会社のマッコーリー・グループがこの本の制作を支援してくれたこともGOOD。

アフリカ料理の本:62の有名なアフリカンレシピ&物語

図2_150アフリカ理解プロジェクト
105ページ

アフリカ理解プロジェクトによる新刊本です。

アフリカ各国の友人たちに教えてもらったアフリカの伝統料理から新しい料理まで62のおいしいレシピを紹介しています。ただおいしいアフリカ料理を紹介するというだけでなく、料理や食にまつわる話、アフリカの人たちの智慧を紹介しています。

日本で手に入る食材を使ったレシピ集なので、気軽にアフリカ料理を試してみることが出来ます。