ルワンダに灯った希望の光

「ルワンダに灯った希望の光」書肆侃侃房
津田久美子 著
HAT de Coffee & Banana代表

10年前に横浜国際交流協会でお会いしてから、いろいろなシーンで接点があり、活動について伺っていましたが、活動を始めるず~と前から現在に至るまでの津田さんの経緯が分かる1冊でした。
津田さんの、アフリカ支援の活動は目標がはっきりしていてぶれる事がありません。冷静で客観的な対応がとても良く理解できました。
私もケニアでボランティア活動をしていた時に似たような経験を何度かしました。
メインのバナナペーパーに関する内容は、アフリカでの活動を考えている方には大変参考になる1冊です。
ご購入はこちらから。
http://www.amazon.co.jp/…/ob…/ASIN/4863852517/africarikai-22

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アフリカの森から

「アフリカの森から」
小島美佐 著
文芸社

アフリカの女性・子供を守る会の機関紙「サバイバル・ガジェット」で掲載されている「アフリカの森から」が本になりました。
家族や仕事を通してナイジェリアの人・文化・生活が短い文章で書かれています。旅行や短い時間のかかわりではわからない、細やかな心(気持ち・感情)が伝わってきます。

男も女もみんなフェミニストでなきゃ

ナイジェリア人作家、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ
くぼた のぞみ (翻訳)

「男も女もみんなフェミニストでなきゃ」河出書房新社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309207278/africarikai-22

チママンダ・アディーチェのTEDスピーチを書き起こしたものの邦訳。
https://goo.gl/03aFD9

ハッピー・フェミニスト。
既成概念から解放されてフェミニズムを考えてみるというお話です。

 

 

娘と話す世界の貧困と格差

41fjxktta0l-_sx304_bo1204203200_著者:勝俣誠
出版:現代企画室

世界の貧困と格差を考えることは、「わたしたちはどんな世界に住みたいのか?」ということを考えること。それが、この本を書くきっかけだったそうです。父親が高校生の娘と話形でいろいろな話題が進みます。中高生だけでなく、誰にとってもとても分かりやすい本です。

はじめまして!アフリカ音楽(CD付き)

516dyyijrcl-_sx354_bo1204203200_著者:ムクナ・チャカトゥンバ
構成:今井田 博
出版:株式会社 ヤマハミュージックメディア

アフリカ人が書いた日本人向け(子供から大人まで)のアフリカ音楽とコンゴ民主共和国についての本です。
大変わかりやすく、小学生にもわかるように書かれています。
内容と付録のCDが連動していて、たとえばリズムについての説明では実際の音でそのリズムを確認することができます。
CDは21曲入りで、しっかり楽しめます。
この本を読むとすぐに太鼓がたたけそうな気分になります♪

コンゴの歴史・文化・習慣・日常などが、そこで生まれ育ったから書ける内容で日本との違いも分かります。
筆者からコンゴ民主共和国・アフリカ音楽・日本への愛情と優しさが伝わる1冊です。

アフリカ希望の大陸

51wzmh1t7pl-_sx345_bo1204203200_アフリカ希望の大陸:11億人のエネルギーと創造性
ダヨ・オロパデ著、松本裕訳、英治出版

この本は、最初から最後まで、アフリカに存在する数え切れないほどの機会、それを生かす人々の工夫とエネルギーが実例で紹介された、希望に満ちた本である。この本が発信するメッセージは、人々が工夫して作り上げ、社会を動かし、生き抜いていくための、助け合いや時にはインフォーマルな「近道」が、実際には役に立つことが多いということだ。利用できるはずだと思っている公の制度は非効率な政府の副産物で使えないことが多いという。読者がアフリカに興味を持っている人ならば、アフリカへの視野を大きく広げてくれるだろう。もし読者が開発関係者なら、その人たちの目標である「自分たちをお役御免にする」ために、今までうすうす感じていた「非国家的構造や非公式な近道こそ役に立つ」ということに、今一度うなずく本となるのではないだろうか。多くの人々の工夫による希望の実例はすばらしいものばかりだが、必ずしも希望ばかりの現実ではないという批判は、現地の経験がある人なら持つだろう。それでも、見方を変えればこんなに希望に満ちている大陸というメッセージは貴重だ。

空から降ってきた男

41Ap6NLCMCL._SX337_BO1,204,203,200_空から降ってきた男:アフリカ「奴隷社会」の悲劇
小倉孝保
新潮社
2016年

アンゴラ発ロンドン行きの飛行機から落下死したモザンビーク人男性のストーリー。
ヨーロッパに住む恋人の元に向かうため飛行機の車輪格納庫に潜み、ロンドン着陸寸前に落下死してしまった男性の、そこに至るストーリーをロンドン駐在のジャーナリストがまとめたものです。スイスに住む元恋人や、男性の故郷の親族などに取材をしています。

恋人の元へ向かうという動機は私たちにもわかる気持ちですが、経済や文化的な背景には、私たちと共通するものもあれば、アフリカやモザンビークに特有のものもあるように思います。(物質的な)豊かさに触れて初めて貧困の厳しさが身に染みることは、日本でも程度の差こそあれありますが、お金が問題を解決するという暗黙の制度は、アフリカの多くの国でその浸透度の深さが日本の比ではありません。それはつまり、お金がなければ何もできない、多くの低所得層にとっては貧困から抜け出すことがままならないということです。農村生まれのおとなしい主人公の男性が南アフリカ大富豪家族の暮らしに出会い、そこのヨーロッパ人妻と親密になってしまったことは、貧困から抜け出す大きなチャンスだったわけですが、元恋人はヨーロッパの母親に助けを求め、男性は結局どこかで歯車が狂い、ロンドンの住宅街の路上に落ちて死んでしまう。自らの判断を誤ってしまったのか、それとも富豪の暮らしや元恋人に人生を狂わされてしまったのか、悲しいストーリーです。

開発に関わる人は、こうした状況を作り出す影響力を常に持っていると思いますし、援助とか支援を考える材料になると思います。